運動器エコー研修
2019年7月29日これからの慢性疼痛の治療の技術を磨くべく研修に行きました。
アメリカでは、整形外科疾患97%は手術ではない加療で治せるといわれています。
慢性疼痛に関して、内服、シップ剤、物理療法、筋トレなどいろいろな方法を
複合的に利用して状況改善に努めていくのですが、
その中で、ブロック注射をはじめとするエコーを利用した診断および治療が
最近のトピックスになっています。以前から、エコーを用いて、
ボトックス注射やトリガーポイント注射もやっていましたが、
最近は、エコーガイド下で、安全に狙ったところに薬液を注入し、
その後リハビリでもエコーを診ながら筋肉の変化を確かめることで、
適切なトレーニングも促せれるということを知りました。
さらに、エコーでは、整形外科疾患でレントゲン、CTだけではわからない疾患も
見つけることができ、より、正確な診断にも使えます。
当院でもエコーを導入して、”年齢だから”しょうがないといわれている
”痛み”を持った人を少しでも楽にしていきたいと考えています。